ニュースに惑わされるな!株式投資においてニュースは敵にもなる!
こんにちは、個人投資家Goです。
今日は株式投資をするにあたって日々のニュースというのは時に敵にもなる。
このことについ考えていきたいと思います。
まず、日々のニュースは貴重な情報源であるのは事実です。
今回はニュースそのもの、あるいは見ること否定するわけではなく、私個人投資家目線で見た株式投資をしていくにあたってニュースに含まれる落とし穴について話していけたらと思っています。
今回の内容は株式投資をするための必須スキルと言うよりは気を付けるポイントといった感じの内容です。
初心者の方ほど知ってもらいたい内容なので是非お付き合いください。
それでは結論から大きく言います。
少し大袈裟かもしれませんが、
*日々のニュースは適当であり、嘘もある!
誤解を招きそうな言い方になりましたが全てのニュースが適当であり、嘘もある!ではありません。
詳しく掘り下げて考えていきましょう。
まず現在投資をしている方、もしくは今後していこうと考えている方はよく経済ニュースを見ることだと思います。
短期トレードで入ろうと考えている方もいれば中長期で考えてる方もいるでしょう。
テクニカル分析、ファンダメンタル分析を行い、そして現在の経済状況を知るのにニュースをチェックすることだと思います。
*実はそのニュースに落とし穴があるのです。
よくこんな見出しの記事を見たりしませんか?
東証反落!〇〇社赤字〇〇億円!上値が重い展開に!
急落の今!〇〇株が買いな理由!
最近では、
感染拡大の峠は越えたか?期待感に買いが優勢!
などなど言葉は違えど似たような見出しの記事を見たことがあるとは思います。
こういった記事の内容はある程度事実ベースに書かれていますが、どんなに優秀な投資家やジャーナリストでもなぜこのように動いたのか、そして未来の株価の動きなんていうのは100%はわからないのです。
ある程度の流れは経験に基づいてわかる範囲もあるでしょうがあくまでも予想であり、今のように市場が混乱しているような状況では株価が何に反応して動いたのか、そして明日のことなんてもっとわからないものです。
実際コメントを出している投資家やジャーナリストも本心では『そんなのわからねえよ』と思っているとのことです。
しかしメディアでは目を引くような見出しが必要で、日経平均など経済の動きに何かしら動機付けが必要になってくるので見出し等では不確定要素が大きく含まれているのです。
実際今の感染騒動が始まった頃、当初はインフルより致死率は低いと言われ楽観視されていた感じの報道があったと思いますが今となればどうでしょう?
言わなくても状況は皆さんお分かりですよね。
他にもここ1ヶ月で日経平均は急落からの急騰し、そしてまた下落、そして反発し今は少し戻してきたような状況です。
急落から急騰した際、感染に対して先が見えたような見出しもあれば、〇〇が好感されたか!というようなものがあったり、急落時には様々なことへの懸念が見出しされたことでした。
同じ日のニュースでさえ人によって言ってる内容が全然違うじゃないかって思うことも多々あります。
日々状況は変わるので言ってることも変わるのはもちろんですが、株式投資をしていくにあたって気を付けていただきたいのは、
*ニュースには惑わされないこと。
ニュースはあくまでも参考程度に使うことだと思います。
大きな見出しに振り回されてしまっては損失を出してしまいかねません。
大事なのは本質的にどうなのかよく分析し、考えることです。
最近では日々感染が拡大しているにもかかわらず日経平均が上昇したりと正直全く予想できないような動きをしています。
こんな時は日々のニュースなんて全く当てになりませんし様々なテクニカル分析をしても私自身思った方向とは逆に動く結果になったことも多々ありました。
個人的に今の市場にはあまり近付くのはオススメできませんが、もし投資をするとすれば余剰資金の3割程度くらいでする方が良いのじゃないかと思います。
中にはこの混乱に巻き込まれ現在過小評価されている銘柄が存在するのは事実です。
収束後すぐ回復できる見込みがあるものも存在すると思いますが、この波に飲み込まれ元の水準に戻るのに数年かかるものも多数あります。
今は大きく出ないで様々な分析をしてみてはどうでしょうか。
個人投資家は機関投資家と違い日々分析、運用し利益を上げなければいけないといった責務はなく時間という武器があります。
それを有効活用してみてはどうでしょう。
またいつかチャンスはやってくるのでその時に対応できるよう資金確保をしておきましょう。
その際もニュースの見出しに惑わされずやっていきましょう。
それでは今日もお疲れ様でした。