景気敏感株について!今後の経済の行方は?
こんばんは、個人投資家Goです。
今日は景気敏感株とは何なのか?どのような業種が景気敏感株と言われるのか?これについて考えていきたいと思います。
まず
*景気敏感株とは何か?
景気敏感株とはその名の通り景気動向に業績が左右されやすい銘柄のことを言います。
皆さんもよく耳にすることはあると思います。
先日のブログで書かせてもらったディフェンシブ銘柄の逆のイメージですね。
ではどのような銘柄が景気敏感株なのか?
・鉄鋼、金属製品、非鉄金属
・化学、紙パルプなど素材産業
・自動車業界や工作機械
・海運、空運業
こういった銘柄が一般的に景気敏感株と言われています。
噛み砕いて言うなら製品を売っている企業とそれを運んでいる企業と言えばわかりやすいかと思います。
*なぜ景気に対し敏感に反応するのか?
世界的に経済活動が活発になると物はどんどん売れます。
作れば作るほど物は売れ、売上も上昇します。
それに応じて多くの素材や工場、設備などの需要が高まり結果として業績も良くなり関連銘柄も上昇します。
逆に世界経済が不調になり景気後退してしまうと物も売れなくなってしまいます。
そうなってしまうと上記の銘柄の需要は低下してしまい関連銘柄の株価にも影響が出ます。
こういったことから景気敏感株と言われるようになったのです。
*景気敏感株は景気以外にも左右される!
これまで景気動向により左右されると説明してきましたが他にも気をつける点はあります。
それは為替の影響を受けること、多国間の貿易戦争に巻き込まれること。
このような事が挙げられます。
1ドル110円だったのが100円になったら皆さんはお得に感じるでしょうか?
米ドルを安く買えるバーゲンセールのように見えますが実は日本の企業には痛手になる事が多いです。
日本の主要産業と言えば自動車製造業が挙げられます。
これらは毎年多く輸出されています。輸出する際、円高だと製品の売上は減り海外での商品も売れなくなってしまいます。
これは自動車業界だけでなく輸出産業全体に当てはまります。
他にも最近また再燃してきた米中貿易戦争です。
関税の掛け合いが繰り広げられていますよね。日本も他人事ではありません。
双方の出方次第で良い影響が出る企業もあれば悪影響を受ける企業もあります。
こういった部分も景気動向とは別で株価に影響が出やすくなります。
追加関税などと発言しただけでも株価に影響を与える事だってあります。
投資する際はこういったリスクも想定しておいた方が良いでしょう。
*今後の経済の行方は?
個人的な見解ではありますが今後の経済について考えた時、今回挙げた景気敏感株に関しては多くの銘柄は厳しい状況になるのではないかと予想します。
もちろん全てではありませんが名前を出すなら自動車業界はとても厳しく思います。
やはり今回の騒動で減収、あるいは失職された方もいると思います。
世間ではボーナスには全く期待できないなどと声が出ています。
そんな状況で新車を買おうと思える人はおそらくかなり減少している事だと思います。
他にも貿易での運搬を担う空運、海運業に関しても貿易が止まってしまったり入港制限などで稼働率が少ないとどうしても売り上げに影響を及ぼすのではないかと思います。
逆にこの影響で在宅ワークの拡大により電子機器への影響も出ています。
ウェブカメラやマイクなど今も売り切れ状態のお店もあったりします。
今後の流れを見る時は、自分なら何を買うか?何を我慢しようと思うのか?これは必要、買っても良いのではないか。これは便利で今後も使えるから買おう!こういった目線で見ていくと新たな発見があったりします。
客観的に見て何が求められるのか、今後これが役立ってくるののではないか?などと考えてみましょう。
そうする事で今後の流れも少しづつ見えてくる事だと思います。
最後まで見ていただきありがとうございます。
今後も役立つ情報や知識など書いていけたらと思います。
Twitterなどでシェアしていただけたりすると嬉しいです。
今後もよろしくお願いします。
それでは今日もお疲れ様でした!